Gmail Macrosをリメイクしたので公開。

Gmailに独自ショートカットキーを設定できる「Gmail Macros」。
オリジナルは数年前に更新が終了していて、現在は動作しないので、リメイクしてみた。


きっかけは最近フィルタを追加してメールの自動振り分けを細かくしたこと。新たなラベルに振り分けるようにしたのだけど、ラベルに移動することが面倒になってしまった。


Gmail Macrosなら、"g"を押すと「Go to label」のポップアップが表示され、次に"i"と入力すれば受信トレイに移動できる("i"から始まるラベルを作っていない場合)。
これは標準の機能と同じだけど、標準では移動できない迷惑メールフォルダには"sp"で、ゴミ箱には"t"で移動できる(これも同じ頭文字で始まるラベルがない場合)。
もちろん、自分で作成したラベルにも移動できるし、クイックリンクにも同じ動作で移動できる。あまり使わない気もするけど、設定画面の各ページにも"set:Label"などで移動できるようにした。


他には、"Q"を押すと、現在表示している状態のクイックリンクを作成するポップアップが表示される。
"r"を押すと、未読メールなら既読に、既読メールなら未読に、同じキーで変更できる(これはメール一覧の状態の動作で、メールを閲覧しているときに"r"を押すと標準の「返信」として機能する)。
"d"を押すと、迷惑メールやゴミ箱の場合は「完全に削除」、下書きの場合は「破棄」、その他の場合は「既読にして削除」という処理を行う。
"l(小文字のエル)"を押すと、"g"の「Go to label」と同じ方法でラベルを付けたりラベルを外す事ができる。存在しないラベルを入力したら、そのラベルが新規作成されて適用される。


ラベルへの移動はGmailのLabsにある「ラベル ショートカット」でも可能だけど、「Go to label」の方が使いやすいはず。
全部で20個以上のショートカットキーを初期設定しているし、もちろん独自にマクロを追加することもできる。
あと、"f-a"といった複合キー(fを押したあとaを押すと動作する)も設定可能。ただし、その場合"f"単独キーの動作は設定できなくなる。
Gmail Macros for Greasemonkey