直近の目標設定、自分の軸で成長を判断する

すごい物を見てもへこたれない人
自分がしてみたいと思ったことを実際に始めてみて、自分よりもすごい人、できる人の存在を知る。それが一流の人であれば自分との距離が遠すぎて、すごいとしか思わず、いつか自分もこんな風に、と思ってモチベーションが上がったりする。
でも、自分にも手が届きそうな知識や技術で自分にはできないことをしている、二流ぐらいの人を見つけると、自分のダメさ加減を思い知らされた気がしてモチベーションが一気に下がってしまうことがある。


その二流ぐらいだと思う人も、それなりの時間をかけてそこまでたどり着いたのだから、自分もまだまだ費やした時間が少なすぎるのだなと思い、もっと時間をかける必要があるなと思う。
でも、時間を費やして追いつくことができたとしても、意味がないんじゃないかと思ってしまう。もうすでにできる人がいるのに、今から自分が同じことができるようになったとしてもなんの意味があるんだろうと思ってしまう。


そう思ってしまうのは、○○がしたいという動機があって始めたのではなく、何となく○○ができたらいいな、ぐらいの動機で始めてしまったことが原因だと思う。内発的な動機が弱い。さらに、そもそもそれを何ヶ月もやり続けるだけのモチベーションがない。
あと、成長というものを他者との比較で判断していることが原因だと思う。過去の自分にできなかったことができるようになっても、同じことができる人がいるかどうかで評価が変わってしまう。同じレベルの人がいたら、なにくそと思わずに、どうせ自分なんかと思ってしまう。


もっと自分中心で目の前のことだけを考えるようにすればいいのかなと思う。というのも、自分は先のことを考えようとしすぎる傾向にあると感じるから。
先のことを考えるのは必要だけど、自分の場合は考えるというよりただ妄想しているだけだったりするので、具体的にどうやってそこまでたどり着くのかという筋道を全く考えていないことがほとんどだったりする。
妄想なので想像しうる最高の状態を考えてしまって、当然、時間が経つにつれ、どんどん現実との乖離が大きくなっていってしまう。


それを防ぐため、目の前のことや直近の目標に集中した方がいいと感じる。
まず、何もしなくても達成できるようなごくごく短期の事柄を意識的に目標として設定し、そこまでの具体的な手順を考え、意識してその手順を実行していく。
そうすると、自分の行動と結果の因果関係が意識しやすくなって、あり得ないような妄想を目標にしてしまうことを防げるんじゃないかと思う。それにプラスし、手順を実行したことを紙に記録していき、成果も確認できるようにする。


適当に始めて挫折するより、来年の今頃もそれをやっているだろうかと考えてから始めた方がいいとも思うし、もっと気楽にとりあえずやってみるという気持ちで始めた方がいいとも思う。両方を意識した方がいいのかとも思う。
いずれにせよ、自分は考えることが少なすぎるので、もっと考えるようにしよう。